【鉄道】食堂車があったころ
おはようございます。
KATOの8月発売予定ポスターを見てましたら。
C571次型とかEF65 0番台とか出てますが、100系新幹線「グランドひかり」ですよ。
バブル景気華やかな頃ですかね。2階建て新幹線として有名でしたよ。
2階が見晴らしがよいと言う事で食堂車にしてましたよね。
なんで早いが売りの新幹線で空気抵抗がある2階建て?って思われるでしょうが、
当時の新幹線って利用客が減少傾向にあって、速達よりもゆっくり旅行をして!
そういうコンセプトがあったそうで、それで2階建て車両を組み込んだようです。
16両のうち2両が2階建てで1両は2階が食堂、1階が厨房とカフェテリア
もう一両は2階がグリーン車、1階が普通車と言う組み合わせ。
今は昔ですよね。
食堂車自体がもはや存在してませんし。
イベント列車には食堂車と言うか食堂列車まで存在していますが、
普段から運転される列車には無いですよ。
昔は急行列車にまで食堂車は有ったし、常磐線の急行「ときわ」にも
ビュッフェ車がついてましたしね。特急「ひたち」「みちのく」も
食堂車付きだったし、普通に食堂車が連結されてた。
経費が掛かるとか保安上の理由とかいろいろ廃止の理由はあるけれど、
流れゆく風景を眺めながら食事をするっていう非日常的な情緒と言うか
そういうモノが無くなって、とにかく早く目的地に着くだけが列車に
求められるようになったことは、淋しいとしか言えないと思うのです。
せめて模型の世界では食堂車付きの列車を運転を!と思ってます。
では。